History of TSURIGANEYA
釣鐘屋の歴史
創業明治33年。四天王寺参拝客に愛されてきた老舗饅頭店
Founding 1900 years. Long-established Japanese confectionery store loved by believers of Shitennoji Temple
「四天王寺参りのお土産といったら、釣鐘屋の釣鐘まんじゅうやろ!」と、
味にうるさい地元の人々に選ばれ続けてきた当店。
明治33年(1900年)の創業当時からのこだわりを大切に、
熟練の職人による手焼きの技を活かした製法で昔ながらの味を守り続けています。
大阪で100年以上、変わらず愛され続けた味をお愉しみください。
四天王寺縁起
History of Shitennoji Temple
四天王寺は今から約1400年以上前、推古天皇元年(593年)に聖徳太子が建立したと伝わる日本最古の仏教寺院のひとつです。
聖徳太子は日本仏教の祖として宗派や時代を問わず広く信仰されてきた聖人で、四天王寺は仏教および太子ゆかりの聖地として、多くの信者を集めてきました。
その門前町である天王寺・四天王寺界隈には今も老舗店が多く残ります。
総本家釣鐘屋もそのひとつ。重要文化財である石の鳥居から徒歩1分。
四天王寺からのお帰りにはぜひ当店にお立ち寄りください。
世界最大の釣鐘から生まれた釣鐘まんじゅう
The world’s largest bell & Tsurigane-manjyu
かつて四天王寺に世界最大の釣鐘があったのをご存知でしょうか?
その釣鐘とは、聖徳太子没後1300 年の記念事業として明治30年(1897年)に鋳造が計画され、明治36年に完成した「頌徳鐘」。
高さ二丈六尺と、大鐘として知られる京都・知恩院の梵鐘の二倍近くにもなる巨大な鐘でした。
当店の代表銘菓「釣鐘まんじゅう」は、この世界最大の釣鐘をモチーフに初代が考案したものです。
残念ながら頌徳鐘は、昭和17年11月25日に第二次世界大戦の中で、金属回収令で共出したことにより、失われてしまいました。
しかしその姿は、当店の商品を通じて今も、四天王寺の人々の記憶に残り続けています。
四天王寺で愉しめる当店の味
It is possible to eat in Shitennoji Temple
四天王寺の参拝客の皆様に愛されてきた当店の釣鐘まんじゅう。
実は四天王寺さんの中にある「和労堂」(休憩所)や、本坊庭園のお茶室「和松庵」でお愉しみいただけるのをご存知でしょうか?
近年では外国人のお客さまにも人気の釣鐘まんじゅうですが、四天王寺さんの中で味わえるのは総本家の当店のものだけ。
お参りで清らかになった心と体で、当店の素直な味をご賞味ください。